推薦文

神奈川県水難救済会会長 牧島 巧
神奈川県議会議員

 

海は希望だ!

 

四面豊かな海に囲まれ存立する日本。

しかし何故か農耕民族と称される。典型的な海洋民族であるはずなのにである。

私達はもう一度海に向かって針路を取り、新しい海洋文化を創り出さなければならない。

その主役を担うのは青年である。

海を愛し、海に親しみ真のアスリートとして希望を持って生き抜いて欲しい。

サーフィン界のスーパーレジェンドであり敬愛するあのゴッデスの鈴木さんが立ち上げたスクールに大いなるエールを贈りたい。

青少年の夢や希望は海にある。

絶望や挫折を乗り越えて未来に向かって舵を切ろう。

皆さんの積極的なチャレンジを待っている。



中川 淳
一般社団法人 サーフライダーファウンデーションジャパン 代表理事

 

波乗りの街湘南で学ぶ、湘南サーフィンアカデミー高等部。

未来に輝くサーファーたちにとって、社会性と環境意識は必須課題です。

近い将来ここで学んだ卒業生が実社会に出て、本気で環境問題に取り組んでくれる日が来ることを私は強く望んでいます。

夢と希望をもって学んでください。



川地 政夫
特定非営利活動法人 日本ライフセービング協会 理事 / 事務局長

 

85秒に1人」

 

人類にとって海は生命の源であり、また、海に満ち溢れている多くの生命の多様性と豊かさが私たちの生命を支えています。

世界保健機関(WHO)の報告によれば、「85秒に1人」の割合で世界中のどこかで水の事故により尊い生命が失われているという事実を知ることができます。この受け入れがたい事実を、海をフィールドとする皆さんこそ記憶に留めておいて欲しいと思います。

そもそも自然(海)には危険が伴います。自然での楽しい時間が悲しい時間とならぬよう、皆様が当スクールを通じて「自分の生命は自分で守る(セルフレスキュー)」「自然災害からのリスクマネジメント」を基盤に自他の生命を見つめ、そして全ての生命に対して慈しみを有する「生命の尊厳」へと発展させ、さらに、海をフィールドとする様々な観点から「湘南サーフィンアカデミー高等部」で学習することで海からの恩恵に感謝するとともに、その海で悲しい事故が起こらない・起こさせないという事故防止の理念をも身に付け、生涯を通じ社会に貢献できうる人材となることを期待しています。